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日本製レイプPCゲームに国際的な批判

2009/05/09

プレーヤーがバーチャル空間で女性たちをストーキング、レイプし、妊娠、中絶させるという内容の日本産コンピューターゲームが国際的な批判の対象となっている。
 問題のゲームは、日本のPCゲーム会社「イリュージョン」社製の『レイプレイ』。アマゾンのサイトで国際的に販売され、内容に驚いた人権団体や議員が問題をとりあげた。イギリスやアイルランドの議会でも取り上げられ、抗議を受けてアマゾンは2月に国際販売を中止していたが、アマゾン日本法人は最近まで販売を続けていた。
 抗議を呼びかけている国際女性の権利団体「イクオリティ・ナウ」は、日本ではこうしたゲームが児童ポルノ法の対象外として広く流通を許されていることは、女性差別撤廃条約5条の「女性に対するステレオタイプの撤廃」や日本国憲法14条に違反していると主張している。

●(読売)日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090507-OYT1T01111.htm

●Equality Nowのプレスリリース
May 2009
Japan: Rape Simulator Games and the Normalization of Sexual Violence
http://www.equalitynow.org/english/actions/action_3301_en.html

●アマゾンによる販売中止を伝えるアイルランド紙記事
Amazon drops rape game after Belfast Telegraph article
Friday, 13 February 2009
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/local-national/amazon-drops-rape-game-after-belfast-telegraph-article-14184909.html

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