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世界経済フォーラム:日本の男女平等度を下方修正

2010/04/05

世界経済フォーラムが昨年発表した2009年度の「グローバルジェンダー格差レポート」で、日本のジェンダー平等度は134か国中75位とされていたが、女性団体などの指摘を受けて、101位と下方修正されたことがあきらかになった。

 ジェンダー平等政策の推進を怠ってきた日本の順位は、2006年に80位、2007年に91位、2008年に98位と、毎年下がり続けていたが、2009年度は、「専門的・技術的職業従事者」「弁護士・政府高官・経営者」の女性割合が急激に改善されたとして、急に75位に順位が上がった。
 これに対して、NGO「ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)」や、金沢大准教授の杉橋やよいさんらが、「統計に誤りがあるのでは」と指摘する質問書を送ったところ、同フォーラムは誤りを認め、数値を修正した。この結果、国際順位は101位となることがあきらかになった。

【報道】読売新聞(4/5)

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