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岩波・大江裁判:最高裁で勝訴確定

2011/04/25

沖縄住民の強制集団死(集団自決)への日本軍関与を否定する元日本軍戦隊長らが、作家の大江健三郎さんの著書『沖縄ノート』(岩波書店)の記述は名誉毀損にあたるとして、著者と出版者に対し出版差し止めや慰謝料をもとめていた名誉毀損訴訟について、日本軍関与を認め、元隊長らの訴えを却下した一審(2008年3月)、二審(2008年10月)の判決が、最高裁で確定しました。
4月22日午後に行われた記者会見で、大江さんは、最高裁で主張が認められたことを評価しながらも、「沖縄に米軍基地が存続してきたことが戦後一番の問題」と話しました。

【報道】
●琉球新報 ●沖縄タイムズ

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