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アメリカ・カリフォルニア州:セックスの「合意」求める”yes means yes”法案が可決

2014/09/04

 州内の大学に通う学生は、性行為に及ぶ際、必ず相手の合意を得なければならないとする法案がアメリカ・カリフォルニア州議会で可決された。”yes means yes”法というこの法案は、州の大学キャンパス内で多発するレイプ被害への対策を求める学生活動家たちの働きかけによって立案された。この法案では「合意」とは、”No”と言わないこと、ではなく”Yes”という明確な意思表示だと定義されている。また、アルコールやドラッグの影響がない状態での合意でなければならず、過去の性的交渉や恋愛関係の有無は関係がないとしている。
 これまで女性が被害を証明するためには、自ら激しく抵抗したことを示すことが求められてきた。しかし、この法案が成立すれば、ノーと言わなかったこと、物理的に抵抗しなかったことを理由に、被害者に責任を負わせレイプを容認するような文化を大学から追放できると、性暴力の問題に取り組むアクティビストたちは歓迎している。この法案はジェリー・ブラウン州知事の署名があれば、9月中に成立することになる。

【報道】
guardian(8/30)California bill demands college students get ‘affirmative consent’ before sex
guardian(9/2)Beyond ‘no means no’: the future of campus rape prevention is ‘yes means yes’
Time(8/28)California Passes First-Ever Bill to Define Sexual Consent on College Campuses

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