最近いろいろDVDをいただいたので、まとめてご紹介しましょう。
まずは、学校で性の多様性についてとりくむための教材DVDが２つ。

高校生向け人権講座　セクシュアルマイノリティ入門
制作：QWRC（Queer and Women’s Resource Center）内　ビデオ企画

学校の授業で、LGBTのことや性の多様性について取り上げるには？　大阪の「QWRC（くおーく）」が作った教材DVDは、ドラマ仕立ての「もしも友だちがLGBTだったら？」（20分）と、先輩LGBTたちの本音トーク「LGBTインタビュー」（25分）の二本立て（＋おまけ）。これを使って授業してくれたら、当事者の子はすごく元気出ると思います。ふつうに観て面白いし。DVDは送料のみで送ってもらうことができ、サイトから教材ダウンロードもできます。
http://www.occn.zaq.ne.jp/cuihd703/

セクシュアル・マイノリティ理解のために
～子どもたちの学校生活といのちを守る～
制作：”共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク

こちらは「共生ネット（”共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク）」制作が、教師や親、カウンセラーなど、支援者を対象に、適切なケアや教育について伝える啓発用DVDです。大阪と東京の地域差なのかな、こちらはすごく、しっかりきっちりした作り。入手方法はこちらにあります。
http://www.kyouseinet.org/dvd/index.html

ここはぜひ両方手に入れて、学校で実践できるように、先生たちはがんばってください！

戦後女性史発掘　宮崎たかゐの場合
制作：小川みさ子とオフィス未来

労働省の鹿児島県婦人少年室初代室長を務め、鹿児島市内で起きた少女売春事件にとりくみ、売春防止法の制定にも大きな影響をあたえた宮崎たかゐの生涯を、残された記録をもとにまとめたもの。センターの会員さんが縁の方ということで、寄贈していただきました。鹿児島という地域から戦後の女性たちの状況を知ることができ、とても興味深いです。31分。
くわしくはこちらから。http://www.o-mirai.com/

Ending Impunity
Women of Burma Call for UNSC action on use of Rape as a Weapon of War and Crimes Against Humanity in Burma
制作：Women’s League of Burma

ビルマ（ミャンマー）の軍事政権が、少数民族を恐怖による支配下におくために、いかに女性に対する暴力を用いているかを告発するDVD。難民となって逃れた女性たちの証言が収められています。10分。