石坂 啓さんマンガを語る~漫画に潜む国家主義・性差別
2001/11/16アジア女性資料センター公開連続講座「国家主義とジェンダー」第5回
石坂 啓さんマンガを語る
~漫画に潜む国家主義・性差別 ~
石坂 啓さんは「キスより簡単」、「マネームーン」をはじめ、いろいろなテーマで独特な作品を発表し続け、人気を博しているマンガ家です。女性の視点から、生きた人と人との関係がいきいきと描かれているものも数多くあり、女性たちに共感をもたれています。また石坂さんはマンガだけでなく軽妙な心地よい文章でエッセイを書き、特に妊娠・出産・育児にまつわる怒涛のような毎日を、楽しくパワフルに語った「赤ちゃんが来た」はベストセラーになりました。
その石坂さんが、マンガでは描けなかったこと-天皇制、差別問題、性表現、小林よしのり氏のマンガが若者に与える影響、「歴史教科書をつくる会」への批判-などについて、おおいに語ってくださいます。社会に対する鋭い観察眼と人間的な面白さをもった石坂さんから、マンガやエッセイだけでは表現されていないお話を伺い、ますます進む国家主義に対抗する勇気と元気をいただきましょう。
石坂 啓(いしざか けい)
1978年名古屋から上京し手塚治虫氏に師事。翌年独立。作品に「正しい戦争」「アイムホーム」など多数。エッセイ集に「コドモ界の人」「学校に行かなければ死なずにすんだ子ども」ほか。現在ビッグコミックオリジナルに「セカンドベスト」を連載中。
日時:2001年11月16日(金)18:30~20:30
場所:東京ウィメンズプラザ 第2会議室(表参道駅より徒歩5分)
参加費:1,500円(アジア女性資料センター会員は1,000円)
お問い合わせ ◎アジア女性資料センター