フェミニズム視点からの科学技術・科学コミュニケーション批判
2011/07/16フェミニズム視点からの
科学技術・科学コミュニケーション批判
原発事故の背景には、「専門家」による知識の独占、意思決定過程からの市民排除という構造があることが明らかになっています。女性は特に科学技術から遠ざけられ、意思決定過程から排除されてきました。 フェミニストによる近代科学技術に対する批判論をふりかえりながら、近代的人間(男性)を目指すのでもなく、科学技術に背を向けるのでもなく、科学技術にかかわる意思決定を人々にひらいていくための方法論として、科学技術コミュニケーションを批判的に検討してみます。
講師プロフィール 行動生態学(メスの配偶者選択)、進化生物学(性淘汰)で学位取得(PhD)。エイズ研究や性風俗産業で働く女性の当事者運動に関わり、HIV/STD予防介入プログラムの開発研究を行う。その後、東大情報学環で科学技術と社会に関する研究(フェミニズムと進化生物学など)。2008年から文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムの中で、脳神経科学技術と社会との関係を調査研究している。現在の専門は、科学技術と社会、女性/フェミニズム/女性運動と科学技術。 日 時:7月16日(土)
14:00~17:00
会 場:渋谷区女性センターアイリス
(渋谷区文化総合センター大和田8F)
JR渋谷駅西口徒歩5分(Tel: 03-3464-3395)→地図 参加費:1000円(アジア女性資料センター会員は700円)
お申し込み・といあわせ アジア女性資料センター
Tel: 03-3780-5245
E-mail: ajwrc@ajwrc.org