1950年代の反核平和運動と「平和のための核」
2011/08/031950年代の反核平和運動と「平和のための核」
講師:武藤一羊さん
広島・長崎に続く第五福竜丸の「死の灰」による被爆事件(1954)で、日本全国で高まった原水禁運動。その主力を担ったのは女性たちでした。しかし同じ時期にアメリカ・日本政府が推進した「平和のための核」というキャンペーンの下で、核爆弾と原発の問題は切り離されていくことになります。
ご自身も原水禁運動に関わり、最近、当時の運動の担い手たちに対する聞き取り調査にも関わられた武藤一羊さんをお招きして、50年代の反核平和運動のもっていた可能性と限界についてうかがいます。
◆講師プロフィール ピープルズ・プラン研究所運営委員。初期の原水禁運動に関わり、60年代にはベ平連運動に参加する。アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表を務め、国際運動ピープルズ・プラン21のたちあげにかかわった。主な著書に『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体―新日米同盟への抵抗線』『帝国(アメリカ)の支配/民衆(ピープル)の連合―グローバル化時代の戦争と平和』(いずれも社会評論社)など。
◆日時:8月3日(水)19:00~21:00
★会場が変更になりました アジア女性資料センターにて行います[会場地図] ◆参加費:1000円
(アジア女性資料センター会員は700円)
◆お申し込み・といあわせ アジア女性資料センター
Tel: 03-3780-5245 E-mail: ajwrc@ajwrc.org