【報告】9.2院内集会「『運用改善』で終わらせない!女を利用した軍事化と米軍性暴力の不処罰を許さない」 開催報告
2024/09/109.2院内集会「『運用改善』で終わらせない!
女を利用した軍事化と米軍性暴力の不処罰を許さない」開催報告
※期間限定・事後配信リンクあり
9/2会場の様子
日時: 2024年9月2日 16時半-18時半
場所: 衆議院第一議員会館
主催: ふぇみん婦人民主クラブ、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)、アジア女性資料センター
2024年9月2日、院内集会「『運用改善』で終わらせない! 女を利用した軍事化と米軍性暴力の不処罰を許さない」を開催しました。会場には約160名が集まり、怒りの強さ、関心の高さがうかがえました。
まずはアジア女性資料センター代表理事・本山より院内集会に先立って挨拶を行い、次に、台風をくぐりぬけ沖縄からはるばる駆けつけてくださった「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の宮城晴美さんより講演していただきました。
「沖縄の米軍性暴力、何が問題か 性犯罪の実態調査から見えてきたもの」というタイトルの元、宮城さんご自身の調査による被害の実態を示しながら、基地問題の中では性暴力がいかに不可視化されてきたか、戦後から現代にいたるまでの歴史について改めて指摘し怒りを共有していただきました。
その後はリレートークへ。「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来を作る会」共同代表の石嶺香織さんは、沖縄での生活に根ざした危機感のもと、政府が「プライバシー保護」を言い訳として性暴力を隠蔽してきたことが問題であると訴えました。
さらに「沖縄を孤立させず、日本政府の情報隠しに抗議し自治と分権を求める地方議会議員の会」や、名古屋学院大学教員・憲法学者有志の会の飯島滋明さん、「基地・軍隊はいらない4.29集会」実行委員会の與儀睦美さんも参加し、性暴力に怯えて生きなければならない沖縄の日常や、日米地位協定の問題点について触れ、今もって解決に至っていない基地の問題点を明確にしました。
当日は飛び入りコメントとして、長崎県でも発覚した米軍の性的暴行事件隠蔽に抗議する「佐世保女性ネットワーク」支援者、そして2022年7月に神奈川県逗子市で起きた米兵による無差別暴行事件への抗議活動を根強く続けている市民、また本問題に取り組む国会議員の方々からも発信がありました。
★集会における発言者の詳細な訴えと会場の熱量については、動画(※期間限定配信)にてぜひともご確認ください。
【視聴期限:2024年10月10日(火)まで】
ご視聴はこちらから→ https://vimeo.com/1006516084/772773905e
*外部サイト(動画配信サービスVimeo)で開きます。