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フィリピン性暴力裁判支援カンパのお願い

2006/09/04

  ◆フィリピンですすむ、米兵を告発する◆
 ◆はじめてのレイプ裁判にカンパで支援を!◆

昨年11月1日、スービック元海軍基地(現経済開発地区)内で起きたレイプ事件の加害者は、「対テロ合同演習」のため当地に来ていた4人の沖縄駐留海兵隊員でした。
22歳の被害女性は、フィリピンではじめての米兵に対するレイプ裁判に臨んでいます。
裁判が始まった4月以降、月火木金の週4日、しかも1日数時間に及ぶ裁判が続けられています。1年間で米兵犯罪を時効にする、という差別的VFA協定(訪問米軍地位協定)のためです。それに従えばこの12月下旬には時効を迎え、それまでに判決が出なければ、米兵たちは「自由の身」になってしまいます。スービックレイプ被害者支援団(スービックレイプ・タスクフォース/16の民主女性団体が参加)は、現在、米大使館保護下の犯罪米兵のフィリピン司法による拘留を要求し、VFAは憲法違反であると訴えています。
被害者と彼女の支援グループは、犯罪を認めようとしない米兵たちや米軍、米政府とだけでなく、裁判妨害や、マスコミを使っていわれのない被害者への誹謗・中傷を続ける親米アロヨ政権とも闘わなくてはなりません。そのうえ、週4日の法廷闘争では当事者も支援者も働くこともままならず、経済的負担は絶大です。
振り返ってみれば、沖縄では95年の少女レイプ事件の後も性暴力事件は後を絶たず、米軍再編の動きに伴い、本土の米軍基地のある地域でも凶悪な米軍犯罪が起こっており、これから先のことが懸念されています。米軍再編に対する闘いの一つとして、世界的に起きている米軍人の犯罪に対してもしっかりと闘っていかなくてはなりません。
どうか、大至急、おおいなる支援をいただけますよう訴えます。

郵便振替口座 00160-2-659966 NOレイプNOベース バッジの会
*「フィリピン」と明記してください。

フィリピンのレイプ裁判を支援する連絡会(仮称)
8月末現在の参加表明団体は以下
三多摩・フィリピン資料センター  三多摩・カサナグの会 VAWW-NETジャパン  NO!レイプNO!ベース女たちの会 アジア女性資料センター  基地はいらない女たちの全国ネット  女たちの戦争と平和資料館  フィリピン・ピースサイクル
ふぇみん婦人民主クラブ(9/5追加)

連絡先/アジア女性資料センター

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