被害少女が告訴取り下げ、米兵を釈放
2008/03/01在沖縄米海兵隊員が少女に性暴力を行った事件で、那覇地検は29日、被害少女が告訴を取り下げたため、容疑の米兵を不起訴処分とし、釈放したことを明らかにしました。日本の刑法強姦罪は親告規定をとっているため、被害者の告訴がない限り、起訴はなされません。被害者の少女は検事に対し「(事件に)これ以上かかわりたくない。そっとしておいて欲しい」と述べ、告訴を取り下げたということです。
今回の事件については、マスコミによる心ない被害者攻撃もあり、被害者が事件を届けることでさらなる苦しみを味わうという事態がふたたび生じていました。このような結果になったことに、言いようのない悲しみを感じます。もう一件の事件処理に関し、被害者の権利とプライバシー保護に最大限の注意が払われなくてはなりません。
沖縄の暴行事件、米兵を釈放 少女側が告訴取り下げ(朝日)
2008年03月01日01時28分