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大阪:新知事の下で懸念される女性政策

2008/02/07

女性たちの支持を得て大阪府知事選に当選したとされる橋下徹氏ですが、資金難を理由に、女性施設「ドーンセンター」廃止をうちだす一方、公約に掲げた出産・子育て支援策については、実施困難としています。

「図書館以外は不要」橋下氏、大阪府施設の廃止・売却検討
2月5日1時3分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080205-00000004-yom-pol
 大阪府知事に就任する橋下徹氏(38)は4日、府幹部との協議の中で、83の府立施設のうち、中之島図書館(大阪市北区)と中央図書館(東大阪市)の2施設以外は「不要」との考えを明らかにした。
 行財政改革の一環で、大相撲春場所の会場である府立体育会館(大阪市浪速区)や、女性総合センター(ドーンセンター、同市中央区)、上方演芸資料館(ワッハ上方、同市中央区)などの施設については廃止・売却の検討を行うよう指示した。知事就任後、庁内に発足するプロジェクトチームで検討を進め、6月に結論を出すという。(以下略)

出産・子育て支援事業を凍結 橋下・大阪知事が表明
朝日新聞
2008年02月06日21時00分http://www.asahi.com/politics/update/0206/OSK200802060064.html
 大阪府の橋下徹知事は6日、就任後初めての記者会見で「財政非常事 態宣言」を行い、新年度予算から「赤字隠し」の手法をとらず、歳入の範囲で予算を編成するとした。マニフェストに掲げた出産・子育て支援事業など17事業も当初予算案には盛り込まない方針だ。(以下略)

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