朝鮮総連集会会場使用問題:高裁も都の抗告却下
2007/03/01朝鮮総聯が3月3日に予定している集会の会場使用承認を取り消した東京都の処分について、28日に東京地裁は、朝鮮総聯側の主張を認め,使用承認取消処分の効力を停止しました。東京都は即時抗告しましたが、本日、高裁も東京都の抗告を却下しました。
これまでも日比谷大音楽堂では5,000人規模の集会は何度も開かれており、「人数が多すぎて大音楽堂付近の安全が保障できない」という東京都の主張は妥当性を欠いています。右翼団体による不当な圧力に東京都が屈し、在日コリアンの人々の集会の自由・表現の自由を著しく侵害する決定を行ったことは極めて不当であり、民主主義そのものに対する重大な挑戦といわざるを得ません。