カルデロンさん一家、娘のり子さんのみ在留
2009/03/13一家で帰国するか長女だけを残すかの判断を入管から迫られていた埼玉県蕨市のフィリピン人カルデロンさん一家の母サラさんと娘のり子さんが、3月13日東京入国管理局に出頭し、入管側が示した提案を受け入れ、のり子さんを残して両親が4月13日に帰国することを決めたという。
森法相は「日本の治安と社会秩序を守る責任がある」と述べ、改めて両親の在留は認めない姿勢を表明した。
カルデロンさん一家は不法滞在で国外退去処分が確定した後、日本で生まれ育ったのり子さんの将来のため、家族での在留特別許可を求めていた。しかし、法務省はのり子さんの在留のみ認めるという姿勢を変えず、父アランさんの身柄を9日に強制収容。13日までに結論を出すよう求めていた。
【報道】
朝日新聞 2009年3月13日
カルデロンさん一家、長女のみ在留 入管提案受け入れ
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200903130138.html