「小学生向けDVD教材『いろんな性別~LGBTに聞いてみよう!~』“What you should know about gender”」を見ました
2012/09/10
小学生向け教材なだけあって、メッセージはとてもシンプル、かつ分かりやすい。
『自分らしく生きる』-、この当たり前に誰もが望むことを、アニメーションと実写で構成された映像が明瞭に伝えます。
LGBTって何?から始まり、いじめはだめ、という最低限のルールに立ち返って、性別を超えた自分を表現する自由をサポート内容です。
はっきりとメッセージを述べてくれるので、子どもがもっと広い視野を持って性別を捉える考え方を持つきっかけになりそうですし、ステレオタイプに捉われて性別の在り方を考えていなかったかな?と自分自身にも再度問いかけることができました。
子供だけでなく、大人にとっても性のあり方を考えたり、ディスカッションをするのに良いDVDになっていると思います。
『(女性だからこう、男性だからこう、という固定概念に捉われなくて)いいんだよ』と、表現はとてもソフトな言い方だけれど、教材中に何度も出てくるため、それだけ強い言葉の持つ意味を感じました。
小学生のうちから男・女の2つでしか人の性別を分けることができないのはおかしい、という教育を受けたビデオに出てくる子ども達はラッキーだと思います。小学生の時に受けた教育は、大人になっても考え方のベースとして残っているので。
同じ内容で英語音声バージョンも収録されているので、英語が流暢な子供たち、例えばインターナショナルスクール等でも教材として使えます。
新設Cチームウェブページ:
http://www.occn.zaq.ne.jp/cuihd703/product_4.html