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【資料紹介】「女性国際戦犯法廷」からの10年をふりかえる

2011/08/04

2000年12月に開催された「女性国際戦犯法廷」は、加害国日本と被害国、国際市民社会の女性たちがともに手をたずさえ、ジェンダー視点から国際法を使った画期的なイベントでした。それから10年の運動をふりかえる10周年シンポジウムの記録をまとめたブックレットとDVDができました。

 

 

 

 

 

DVD『私たちはあきらめない』(制作:ビデオ塾・女性国際戦犯法廷10周年実行委員会/24分/ライブラリー価格20000円・個人用200円)
は、「法廷」10周年シンポジウムの冒頭に放映されたもので、「法廷」から10年の間の日本社会と世界の動き、運動の進展をコンパクトにまとめたものです。

 

 

 

 

女性国際戦犯法廷から10年・国際シンポジウム報告集「『法廷』は何を裁き、何が変わったか――性暴力・民族差別・植民地主義』(女性国際戦犯法廷10周年実行委員会 編集・発行/定価1000円)
は、昨年12月に開催された同タイトルのシンポジウムにおけるスピーチやシンポジウム、証言などを丸ごと収録した記録集。とりわけ、初めて日本で証言された中国・桂林の親子の証言は、胸が痛くなります。

10年経っても日本の状況は良くなるどころか悪化するばかりのように見えますが、この運動はたしかに価値あるものを創り出してきたのだと実感することのできる2つの資料です。

2つの関連ビデオ
『「女性国際戦犯法廷」の記録 沈黙の歴史をやぶって』
『「女性国際戦犯法廷」ハーグ最終判決』
もあわせてごらんください。

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