【資料紹介】11月・12月の新着資料(ブックレット編)
2010/12/21目次:発刊によせて/シドニーのアナキストのセーファースペース・ポリシー/トランスジェンダーサポーター(およびジェンダーニュートラルな対話をこころがけたい人)のためのヒント集/どうすれば役に立つガイドラインを作れるのか/反G8キャンプから子連れ越年へ-山谷と子供とセーファースペース/よみもの集。(入手は新宿模索舎または編者safer-space@hotmail.co.jpへ。)
「大学非正規労働者の雇い止めを許さない関西緊急集会」実行委員会(編集・発行)
52ページ 500円
女(わたし)のからだから合宿実行委員会(編集・発行)
180ページ 1000円
朝鮮学校への無償化適用を願うアンソロジー
広島朝鮮初中高級学校(刊行)
高校無償化から排除され続けている朝鮮学校に通う生徒たちがつづった詩をあつめたアンソロジー。民族差別を受けている子どもたちの疑問や怒りや悲しみ、願いに耳を傾けてほしい。
性暴力被害者支援 その発展と継続
女性を中心にすえた支援の創設
女性の安全と健康のための支援教育センター(編集)
110ページ 1500円
10年前、性暴力被害者支援医療活動を始めようとした日本の女性たちに導きの糸をあたえてくれたのが、カナダで先行して活動していたエリザベス・ワイノットさんとリンダ・ジンガロさんだった。1998年と1999年の講座の記録だが、エッセンスは古びていない。
山川菊栄の現代的意義
山川菊栄記念会(発行)
92ページ 600円
母性保護や産児調節、階級支配と性差別の関係など、現在につながるフェミニズムの重要課題を切り開いた思想家・山川菊栄の生誕120年、没後30年を記念して、山川菊栄記念会が開催した連続学習会の記録をまとめた冊子。第1回「アジアと日本をつなぐ」(パネラー:広木道子、宋連玉、鈴木裕子)、第2回「欧米フェミニズムと山川菊栄」(水田珠枝、吉田啓子、見崎恵子)、第3回「同一価値労働同一賃金」(浅倉むつ子、森ます美、重藤都)と、各回とも熱気あふれる議論の様子が伝わってくる。記念会では今後、11月3日のシンポジウム「山川菊栄の現代的意義――いま女性が働くこととフェミニズム」(水田珠枝、竹中恵美子、酒井和子、加納実紀代)のまとめを含む刊行物の発行、ビデオ「山川菊栄の思想と活動――“姉妹よ、まずかく疑うことを習え”」(監督山上千恵子)の制作を予定している。今日の女性たちのたたかいにヒントをあたえる山川菊栄の思想を若い世代に伝えるきっかけとなることを期待している。(冊子注文、パネル貸出はy.kikue@shonanfujisawa.comまで。)
ジェンダー平等の豊かな社会をめざして
性教育・ジェンダーバックラッシュをのりこえる
民主教育研究所「ジェンダーと教育」研究委員会(発行)
米田佐代子さんの論文「戦後民主主義とジェンダー」、七生養護学校バッシング事件に関するシンポジウムの記録等を採録。「バックラッシュ」年表のCDもついています。
女性団体名簿2010年版
(財)市川房枝記念会女性と政治センター(発行)
全国にある女性団体の情報をおさめた年鑑が今年も出ました。