【資料紹介】1・2月の新着資料
2010/02/22よくわかる民法改正
選択的夫婦別姓&婚外子差別撤廃を求めて
民法改正を考える会(編著) 朝陽会
840円
夫婦同姓の強制、婚外子差別、女性のみの再婚禁止期間、婚姻年齢の男女差。これほどわかりやすい差別を法律に残している国も少ないというのに、まだ「家族が壊れる」などと言ってる人もいるようです。そんな粗雑な反対論を撃破するのに、この1冊。薄いブックレットですが、多くの専門家が民法改正の必要性をさまざまな角度から明らかにしています。議員さんには特に強くおすすめしたい。ここから注文できます
国連と日本の女性たち
女性差別撤廃条約 第6次日本レポート審議とJNNCの活動記録
日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク(発行)
昨年8月、国連女性差別撤廃委員会は日本政府に対し、法制度における性差別、男女賃金格差、女性に対する暴力、意思決定への女性参加など、幅広い領域にわたって勧告を行いました。この成果を引き出すために、女性NGO45団体がいかに協力して取り組みをおこなったか、プロセスとアウトプットをまとめた貴重な資料。
Adding It Up: The Costs and Benefits of Investing in Family Planning and Maternal and Newborn Health
Guttmacher Institute, UNFPA(発行)
基本的な保健サービスが受けられないために、貧しい国々では多くの女性たちが妊娠・出産のために命を落とし、新生児の死亡率も高い。これらの国々への家族計画や基礎保健サービスの資金を今の2倍提供する政治的意思さえあれば、その効果は絶大なものとなるだろう。様々な試算データをもちいて「人への投資」増大を訴える。