(11/7)韓国スタディツアー事前連続勉強会 第3回韓国の「慰安婦」問題と運動
2017/10/02 アジア女性資料センターでは、「女性と労働」をテーマに、非正規公務員を正規転換した韓国・ソウル市に学ぶスタディツアーを2018年1月に計画しています。
韓国・ソウル市では、朴元淳(パク・ウォンスン)市長誕生後、「労働者に優しい街づくり」として非正規公務員を正規化する取り組みが進んでいます。この政策によって、非正規公務員の多くを占めていた女性や若者の労働条件・職場環境の改善につながりました。
一方、日本では公務職の非正規化は止まりません。とくに日本は、図書館司書や保育士、女性センター職員などの女性が多く担っていた資格職から非正規化が進んだという経緯があります。
今回の韓国スタディツアーは、ソウル市における労働の質を向上するという政策転換の方法を学ぶ旅です。韓国の女性たちによる力強い労働運動を知り、日本における今後の運動づくりについても考えます。
また、被害者の声を無視する形で行われた2015年末の「日韓合意」以降、「慰安婦」問題の解決に向けて取り組む市民たちによる運動は更に広がりを見せています。今回のスタディツアーでは戦時性暴力を許さない立場から「慰安婦」問題の解決に向けて連帯するために毎週、日本大使館前で行われている「水曜デモ」にも参加する予定です。
この韓国スタディツアーの事前勉強会を開催します。韓国、そして日本における非正規の労働問題、そして「慰安婦」問題について一緒に学び、考えませんか。勉強会にはスタディツアーへの参加が難しいという人もご参加いただけます。
第3回 韓国の「慰安婦」問題と運動
講師:梁澄子さん(一般社団法人 希望のたね基金 代表理事)
日時:2017年11月7日(火)18:30-20:30
場所:渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス> 会議室3(東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田8F)アクセス
お申込み:こちらのフォームからお申込みください。フォームにうまく記入できない場合は下記の問い合わせ先まで、お名前、メールアドレス、お電話番号をご連絡ください。
参加費:一般1000円、アジア女性資料センター会員、学生800円
【主催・問い合わせ】
特定非営利活動法人アジア女性資料センター
E-mail:ajwrc@ajwrc.org Tel:03-3780-5245 Fax:03-3463-9752
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-211
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