「女たちの21世紀」No.76【特集】映画を観る・つくる・伝える・語る女たち
2014/01/092013年12月発行
単価 : ¥1,320 (税込・送料別)
¥1,100 (税込・デジタル版)
映画にかかわる女性たちはどんな思いで、何を表現し、伝えようとしているのでしょうか。監督、映画批評、配給、映画祭ディレクターの現場で活躍する女性たちに語っていただきました。さらに、映画の中のジェンダー、性に関するさまざまな角度からの批評にくわえ、30人以上による読者へのおすすめ映画アンケートも。本誌を手に、新旧問わず、映画と出会ってください!
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【特集】映画を観る・つくる・伝える・語る女たち─映画のなかのジェンダーと性を追って
特集にあたって
[インタビュー]
苦しみ、トラウマ、記憶を表現するとはどういうことか キム・ドンリョン、パク・キョンテ
女たちの「希望の回復」を追って 坂上香
映画を楽しむためのフェミニズム映画批評 斉藤綾子
映画配給という仕事 中野理惠
映画という文化を広めていく担い手として 藤岡朝子
[エッセイ]
『スカーフ論争』があぶり出した「帝国のフェミニズム」 金富子
『海から来た娘たち』 第三世界フェミニズム映画の傑作 岡真理
女性と化け物怪猫映画について 志村三代子
妊娠映画─身体、視覚文化、リプロダクティヴ・ライツ 木下千花
日本におけるセクシュアリティの現実と向き合って 浜野佐知
ニュー・クィア・シネマ、あるいは歴史をやり直すということ 菅野優香
『かぞくのくに』にみる「良妻賢母」像 宋連玉
ソウル国際女性映画祭 キム・ヨンミ
桃まつり 木村有理子
アジアンクィア映画祭 入美穂
『女たちの21世紀』の読者にすすめる映画アンケート
【国内ニュース】 婚外子相続差別に最高裁で違憲判断
「女性が輝く社会」 現実には? 日本の男女平等度さらに低下
安倍政権の危険な雇用規制緩和の策動
「河野談話」関係資料が明らかに/「慰安婦」東南アジア調査を抑制
「慰安婦」問題を巡る新しい動き 吉見義明教授の名誉毀損訴訟
性暴力救援センター全国連絡会を開催
性暴力裁判匿名審理 統一指針示さず
内閣府が無償労働の推計を発表
京都地裁 在特会の京都朝鮮学校襲撃事件に画期的な判決
【海外ニュース】 男性の4人に1人がレイプ加害 アジア太平洋で調査
哀悼 万愛花さん
スニラ・アベイセケラさん逝去
女性作家、女性警官の暗殺 アフガニスタン
反同性愛法成立で懸念される迫害悪化 ロシア
平和とジェンダー平等に関する決議2122号を採択 安保理
映画のジェンダー・レーティングを導入 スウェーデン
【特別インタビュー】 ビルマ民主化プロセスにマイノリティ女性の声を チェリー・ザハウさん
【AJWRC Info】 アジア女性労働者交流プログラム開催
生活保護から考える女性の貧困とセーフティーネット
ユースが行く Go Youth Go!
1325号決議国内行動計画外務省・NGO小グループ協議を開始
センターの主な活動
フェミの本棚
[フェミ×アート]アルマ・キントの〈参加型アート〉はコミュニティを力づける。 中西美穂
コミュニティとアートをつなぐ アルマ・キントさんのお話
【連載】中国フェミ的見聞録 大橋史恵
【連載】被災地で生きる女たち 内海明美
【連載】アンコールからのんびり便り 中川香須美
【連載】香港便り 小出雅生
【連載】まちや通信 佐藤智代子