シンポジウム「女が語るハケン労働」
2008/10/11製造業ハケンではたらく男性が増えるにつれて、その悲惨な実態に注目が集まってきました。でもハケン労働者の大多数は、女性なんですよね。
1985年、男女雇用機会均等法が成立した時に、派遣法も同時にできました。それから20年、今では女性の半分が非正規雇用です。これから平等になるハズだったのに、格差社会になっちゃったのはどーゆーワケ?
派遣法をつくる時には専門的職種に限定すると言っていたのに、1999年には原則自由化。2003年には製造業にも解禁されて男性が増え、社会問題になっています。でも、女性のハケンのことが「こんな賃金では結婚もできない」なんて問題にされたことがあったでしょうか?
政府は日雇い派遣を原則禁止にすると言いながら、女性が多い事務や秘書など18職種については例外とする方針を出しています。これでは正規職の代わりにハケンを入れて女を安く使おうとする構造は変わりません。
女性ハケンの問題は、女性たちみんなの問題。語ろう、そして国会に届けよう!
◆日時:10月11日(土)13:30~16:30
◆場所:文京区男女平等センター(丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅)→地図(PDF)はこちらから。 ◆参加費:700円(資料代込み)※無業者の方は割引あり。
◆プログラム
・お話「あれから20年、派遣法成立が女性労働にもたらしたものとは?」永嶋里枝さん(弁護士)
・現場からの発言:日雇い派遣のひと、事務派遣のひと、介護・看護派遣のひと…
・みんなでディスカッション。当日発言も歓迎です!
◆コーディネーター:竹信三恵子
◆共催:アジア女性資料センター/働く女性の全国センター(ACW2)
◆協賛:均等待遇アクション21事務局 ほか