国連拷問禁止委員会にシャドウレポートを提出しました
2007/04/305月8~10日に、国連の拷問禁止委員会の第38回セッションで、日本に対する初の審査が行われます。
アジア女性資料センターでは、このたび、拷問に反対する国際組織OMCTの支援を受けて、女性に対する暴力に関するシャドウレポートを提出いたしました。レポート(英文のみ)は同委員会のサイトでご覧いただけます。
実質的な作業期間が1ヶ月程度しかなかったために、あまり広く意見を集める機会を作れませんでしたが、JNATIP、カラカサン、SWASH, Warriors Japan,VAWW-Net, 全国シェルターネット、IMADRなど多くのNGOと個人のボランティアの助けを得て作成したものです。
拷問禁止委員会は、主に国家主体による女性に対する暴力に焦点を置いていますが、クマラスワミ報告が「DVは拷問の一種」と指
摘したように、今回の報告では幅広い女性に対する暴力を防ぐ国家の責任にも言及しています。審査結果は追ってお伝えする予定です。