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埼玉県知事発言続報

2006/08/01

埼玉県上田知事が「従軍慰安婦」の存在を否定し、埼玉県平和資料館の年表訂正を求めた事件の続報です。

7月25日に開かれた埼玉県平和資料館の運営協議会の臨時会合では結論に至らず、協議会会長の森田武埼玉大教授は「次従軍慰安婦についての考え方はさまざまで、客観的に慎重に進めたい」と述べるにとどまったそうです。

問題の年表の記述は、1991年の「従軍慰安婦問題など日本の戦争責任論議多発」というものです。上田県知事は、議論があったことさえ消そうとしているようです。

すでに「南京大虐殺」の文字と関連写真は、埼玉県平和資料館の判断により、白い紙で隠されていることがわかりました。

このような歴史事実の隠蔽について抗議するとともに、「慰安婦」に関する記述についても後退することのないよう、ぜひ運営協議会に働きかけてください。

「上田埼玉県知事発言に抗議する女たちの緊急連絡会」ブログもスタートしています。http://appeal.jugem.jp 

歴史的事実を抹消しようとする一つ一つの動きをウォッチしていきましょう!

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