イラン:女性誌に廃刊命令
2008/02/012月13日追記:
『ザナーン』廃刊命令に抗議する国際署名キャンペーンが始まりました。
zananmagazine@yahoo.com
へ、お名前と国をアルファベットで書いて送ってください。
キャンペーンには世界の著名人が名を連ねています。詳しくは
「イスラム法下の女性たち(WLUML)」のサイトで。
16 年の歴史を持つイランの女性誌『ザナーン(女性)』が、政府当局によって廃刊を命じられました。公式な理由は公表されていませんが、「イラン共和国の否定的なイメージを流した」ことが主な理由だとされています。イランの検閲は厳しさを増しており、この2年間に40もの雑誌が発行を禁じられています。検閲を免れるために過激な政治的主張を避けながらも、つねに女性の権利を擁護する言論の場となってきた『ザナーン』が、ついに発行停止を免れなかったことは、イランのフェミニストたちに大きな衝撃を与えています。
ある若い女性活動家は、「ザナーンは、私が活動家として、フェミニストとしての道を見出すことができた、初めての刺激的な雑誌でした。女性の権利とは何か、女性が置かれている不公平な状況を伝えてくれたのです。・・・今日、イランで女性活動家であることは非常に困難ですが、私たちはあきらめません。しかし政府が異なる意見を容認しないのは残念なことです」とコメントを寄せています。
Women Living Under Muslim Laws
http://wluml.org/english/newsfulltxt.shtml?cmd%5B157%5D=x-157-560081